安心・安価・確実なPCB処理をご提供

2027年3月31日までに法定義務化されている有毒PCB廃棄物の処理を、当社が全面的にサポート。広範な販売ネットワークと専門知識を活かし、分析から処理まで、お客様のニーズに応じたトータルソリューションを提供いたします。

PCBとは？

ポリ塩化ビフェニル（Poly Chlorinated Biphenyl）の略称で、人工的に合成された油性の化学物質です。
①水に溶けにくい ②沸点が高い ③熱で分解しにくい ④燃えにくい ⑤電気絶縁性が高い といった特徴があり、化学的にも安定しているため、変圧器（トランス）やコンデンサといった電気機器の絶縁油、感圧紙等に広く利用されてきました。

一方、脂肪に溶けやすい性質から体内に徐々にしやすく、人体への影響もあることから、処分に関する罰則も設けられています。

PCBの有害性
-発疹などの他、爪の変形、まぶたや関節の腫れ、肝機能障害の実例、発がん性の可能性あります。
-神経系や免疫系への影響から、肺炎やウイルス性の病気にかかりやすくなる可能性あります。

近年になり、PCB廃棄物の保管が長期化し、紛失や漏洩による環境汚染の進行が懸念されたため、PCB廃棄物の確実かつ適正な処理を推進することを目的として、2001年に「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法（PCB特措法）」が公布・施行されました。
国内すべてのPCB廃棄物は、2027年3月31日までに処分するよう保管事業者に義務付けられています。

※離島などの一部地域は除きます

フローとコスト

■フロー

• 
  ヒアリング
• 
  現場調査
• 
  お見積提示
• 
  収集・運搬
• 
  処理

※一例です。

■コスト（大まかな内訳）

搬出費用
-お客様での屋外への搬出が難しい場合に発生します。

収運費用
-排出場所から処分場までの運賃です。距離によって増減します。

処分費用
-機器を焼却処分する費用です。重量に比例します。

※一例です。

当社ならではのメリット

1. 1.コストメリット

   収運、処分業者はいくつもあり、エリアや対応機器に差があります。当社は全国規模のネットワークを駆使し、お客様に最も合う収運業者、処分業者を選定することでコスト削減に貢献。個別の交渉ではなく、当社が仲介業者として窓口となることで、ボリュームを活かした低価格でのご提供が可能です。

2. 2.ワンパッケージ

   契約締結、PCBの含有量調査、収集運搬業者の選定などなど…。工程が多く煩雑な作業を、当社が丸ごと請け負います。各業者との調整役を担い、PCB処理にかかる全工程をワンパッケージでご提案いたします。

3. 3.対応エリア

   国内各地にパートナー企業を有し、実効性の高い連携体制のもと、日本全国どこでも対応可能です。当社のネットワークで日本中のお客様をサポートします。

   

必要な書類・情報

分析表
-PCBの濃度を分析した表。

行政届
-行政へ届け出た際の申請書の写し。地域によっては必須です。

住所
-PCB廃棄物　設置先の住所。

機種情報
-機器種別、メーカー、型式、製造念、製造番号、総重量、油量の情報。

保管状況
-使用中or保管中？ 搬出作業は必要か？ など。

よくあるお問い合わせ

• • PCBを処分しないとどうなりますか?

  • 低濃度PCBは2027年3月までに処分しないと、3年以下の懲役または1000万円以下の罰金が発生します。(PCB廃棄物特措法)

• • 費用はどのくらいかかりますか?

  • 機器、住所、搬出作業の有無によって大幅に変わりますので、案件ごとのお見積りとなります。

• • 分析していない場合はどうすればいいですか?

  • 当社で分析を手配することも可能です。PCB疑いのある機器はPCBが含有されていない場合も、分析表を廃棄時に求められるケースが多いです。

• • 土日祝も対応していますか?

  • 対応可能です。必要に応じて夜間の作業も可能です。